イベント見学会
イベント見学会 すまいの情報通信 第13号
2006.09.30.10.01

第二弾 “娘夫婦と住む家” 建物見学会報告!

今回は八戸市内の見学会の模様をお伝えします。
今回のお宅は近い将来、娘さん夫婦と同居する方の
“こうしたい”を形にしました。同居しながらでも自分のプライベートな空間も一つ考慮 して欲しいとのことから、こちらの計画はスタートしました。

場所 八戸市市売市
敷地 約100坪 東面道路
建物 平屋建 38坪
家族構成 施主様 娘さん夫婦(近い将来同居)

【 施主様のご希望 】
足腰が弱くなってきたので、通路は広くして、手すりを付けてほしい。 頻繁に使う部分に関しては手すりを考慮しました。ただ、現在の体の状態を考えて全ての通路、部屋に手すりを付けるのではなく、 いざ必要となった時に手すりを増やしたり、高さの調整が出来るよう各所に下地を入れていつでも対応できるようにしました。

娘夫婦と同居してもプライベートな生活も大切にしたい。家族であっても自分の 友人を招待する時、気兼ねなくおしゃべりできるように施主様専用の明るい茶の間も作りました。又お手洗いもリビング、ダイニングなどの共有 スペースを通らなくても行けるように配置しました。

お客様からのご質問
Q1 私も将来息子夫婦との同居の予定をしていますが、間取のとり方のポイントを教えてください。
A.同居のかたちといっても色々あります。完全同居形・部分同居形・完全分離型でおおよそ分けることが出来ます。 それぞれにメリット・デメリットがあります。お互いの生活スタイルは“違うもの”と認識し、お互いの意見を尊重しつつ進めていった方がよいと思います。

ちなみに、こちらのお宅の場合はLDK、水まわりは共有で使いますが、ご友人を招いた時に気を使わなくてもいいように 茶の間を2箇所にしました。
Q1 こちらの設計をするにあたって気を使ったことは?
A.施主様は高齢の方でしたので介助されなくても楽に暮らせる空間を目指しました。とはいってもあまり今のうちから 介護の器具だらけにしてもイザ本当に使う時になっても使えない高さや設置場所では意味がありません。最低限手すりを付けた方がいい場所と段差の考慮をしました。また将来的に体の症状にあわせて設置できるように廊下、壁には下地をいれています。

お客様のご感想
一つ一つの部屋はそんなに広くないのに全体的に開放的で広く感じますね。
木の持つやわらかさが伝わってきますね。
北側の天窓でも光りが結構入ってくるんですね。。

内観をご覧ください。

塗り壁の持つ独特の質感が気持ちのよいリビングです。 廊下の仕上げは、暗く感じないように、足元の仕上げを明るく。
リビングダイニングは間仕切りを開放すると続き間になります。 施主様の専用茶の間です。気の合う仲間とゆっくりとした時間を過します。
又一番明るい部屋でもあります。
一つ一つの部屋はあまり大きくありませんが、間仕切りを開放することで大人数が集まっても対応できる空間が生まれます。
見学会に来ていただいたからは貴重なご意見もいただけました。ありがとうございました。 一坪のトイレは、車椅子になっても旋回しやすいように考慮しました。

壁に貼ったヒバ材は抗菌作用があり、いつも清潔に保ちます

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